カナダ・サスカチュワン州で進行中のNorth Star CDRプロジェクトにおいて、同国のカーボン除去企業Carbon Alphaが、Mangrove Systemsを公式dMRVパートナーに指名した。
Mangroveの導入により、森林バイオマス由来のBECCSプロジェクトにおけるCO2除去量の完全なトレーサビリティと透明性が確保される。
North Starプロジェクトは、Meadow Lake Tribal Council(MLTC)とCarbon Alphaが共同で推進している。MLTCのバイオエネルギーセンターでは、管理された林業廃棄物を燃料に再生可能エネルギーを生産し、排出されるバイオジェニックCO2を地下に永久貯留することで、実質的なマイナスエミッションを達成する。
このBECCSプロジェクトにより、年間約90,000トンの高品質なCDRクレジットが発行される見込みであり、地域の経済活性化と環境保全に寄与することが期待されている。
Mangroveが提供するdMRVプラットフォームは、以下のような機能でNorth Starの運営を支える。
Carbon AlphaのCOOであるパトリック・エリオット氏は、「MangroveのdMRVを通じて、私たちは1トンごとの炭素除去における精緻かつ透明なデータ管理を実現できる。North Starのインパクトが実在し、永続的で、検証可能であることを確信できる。」とコメントしている。
このプロジェクトは、世界的に注目されるCDR市場において、先住民族主導の地域経済参加型モデルとしても注目を集めている。特にdMRVの活用により、オフテイク企業や認証団体からの信頼を得やすくなるため、クレジットの質と価値を最大限に引き出せる。
同時に、Mangroveのプラットフォームは、将来的なPuro.earthやVerra、Isometricなどの主要レジストリとの相互運用性を視野に入れて設計されており、カーボン市場全体のインフラ高度化にも貢献する。
参照:https://www.mangrovesystems.com/press/carbon-alpha-selects-mangrove-as-digital-mrv-solution-for-north-star-carbon-removal-project