CO280とAker Carbon Captureは、マイクロソフトと協力し、アメリカとカナダでの炭素除去のバリューチェーン全体を拡大することを目指す新たな提携を発表しました。この提携により、紙パルプ工場からの生物起源CO2を捕捉し、永久的に隔離することで、市場にCDRを提供することを目指します。
このプロジェクトでは、CO280の開発パイプラインにあるプロジェクトを含む生物起源カーボンキャプチャープロジェクトの開発、紙パルプ工場でのカーボンキャプチャーの技術的経済的実現可能性を評価する効率的なスクリーニングプロセスの共同開発が行われます。また、アーカーのモジュール式Just Catchシリーズを用いたカーボンキャプチャープラントの導入が予定されています。
さらに、マイクロソフトのデジタル技術を活用して、ライフサイクル評価(LCA)およびモニタリング、報告、検証(MRV)システムを標準化し、高品質な炭素除去クレジットの市場をサポートします。これにより、北米の紙パルプ産業が年間最大1億3000万トンの炭素除去が見込まれています。
このような大規模な提携は、紙パルプ業界における巨大な炭素除去機会を活用し、CDR市場を拡大するために必要です。
CO280 Solutions
CO280 and Aker Carbon Capture collaborate with Microsoft to scale-up permanent, affordable carbon removal in US and Canada