JR西日本和歌山支社、和歌山で「戻り苗」を植林した森林の適正管理によるカーボンクレジット創出を推進

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JR西日本近畿統括本部和歌山支社は、持続可能な社会づくりへの取り組みの一環として、株式会社ソマノベースと共に和歌山県内で「戻り苗」プロジェクトを開始します。このプロジェクトでは、紀州備長炭の原木であるウバメガシの苗木を特急くろしお停車駅に設置されたラダーシェルフで数年間育てた後、熊野古道のある田辺市の森林に植林することで、カーボンニュートラルとネイチャーポジティブに貢献することを目指しています。

この取り組みは、紀州備長炭の原木・ウバメガシの保護と、伐採後に放置される山林への植林による土砂災害リスク軽減を図ります。3月25日より和歌山駅など9か所で苗木の設置が開始され、計18台のラダーシェルフが設置されます。このプロジェクトにより、年間約2トンの二酸化炭素の吸収が見込まれており、成木になるにつれて吸収量は増加する予定です。

JR西日本は、このプロジェクトを通じて、森林業及び地域経済の活性化、新たな体験価値の提供、都市と地域の連携強化に貢献することを目指しています。

JR西日本、PR TIMES

和歌山エリアでの「戻り苗」プロジェクトの実施を通じた、カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブに向けた貢献