農畜産残渣の有効活用によるカーボンクレジット創出事業への参画について

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アストモスエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山中光、以下「アストモスエネルギー」)は、農畜産系残渣物を地域ごとに必要とされる有価物(燃料、肥料、バイオマス原料等)にアップサイクルする機械を製造・販売している株式会社トロムソ(本社:広島県尾道市因島、代表取締役社長:上杉正章、以下「トロムソ」)に出資し、国内外においてカーボンクレジット創出および環境負荷低減に寄与する事業の立ち上げを目的に、本資本業務提携を開始します。

トロムソは、1994年に、資源としての再利用が難しかったもみ殻を、因島の地場産業である造船の技術を生かして、固形燃料に変える機械 “グラインドミル”の製造を開始しました。硬いもみ殻をすりつぶし固形化するだけでなく、バイオ炭や活性炭へと変化させ、浄水事業にも参画して最終製品の付加価値を向上させることに注力しています。また、もみ殻にとどまらず、アーモンド殻や珈琲殻など地域ごとの残渣物を、地域ごとに必要とされる有価物に変換することで、アフリカ、アジア、豪州など、世界中で取り組みを広げています。広島県のユニコーン10 への選出、COP28 のジャパンパビリオンへの出展等、因島から世界に発信を続けています。

アストモスエネルギーは、化石燃料である LP ガスそのもののグリーン化に取り組むとともに、国内で初めてカーボンクレジットを付加した“カーボンニュートラル LP ガス”の発売も開始致しました。今回の出資を通じて、トロムソが得意とする農業残渣物のアップサイクル技術や、新興国へのアクセスを通じて、国内外の社会課題解決からカーボンクレジットを製造し、自社が販売する LP ガスに付加していくことを目指します。また、バイオ炭やバイオマス燃料市場への参入機会も模索し、低炭素社会へ寄与していきます。

【参照】https://www.astomos.jp/zwp/wp-content/uploads/2024/01/NewsRelease20240109.pdf

アストモスエネルギー.農畜産残渣の有効活用によるカーボンクレジット創出事業への参画について.

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