Integrity Council for the Voluntary Carbon Market(ICVCM)が、独自の基準「Core Carbon Principles (CCPs)」に基づいて初めての評価を実施し、American Carbon Registry(ACR)、Climate Action Reserve (CAR)、Gold Standard(GS)が、高い信頼性と透明性を持つプログラムとして認定されました。
これらのプログラムは、排出量削減と取り除きの確実な量定、二重計算のないこと、持続可能な開発利益と安全保障を満たしていると評価されました。今後、これらのプログラムはカーボンクレジットにCCPラベルを使用することができます。
ICVCMのアネット・ナザレス議長は「高品質なカーボンクレジットの定義と市場への信頼性向上に向けた新たな章の開始を発表しました。この動きは、私たちが直面する気候変動という世界的な課題に対する民間資本の動員を加速し、グローバルサウスへの投資を促進し、持続可能な発展に貢献することを目的としています。」とコメントを表明しています。
また、これらのプログラムは、継続的な保証と監視機能の対象となり、CCPルールに従った遵守が確保されます。カーボンクレジット市場の発展と共に、ICVCMはその評価フレームワークを強化し、最新の科学的知見や市場の新たな動向に基づいて基準を更新していく予定としています。
カーボンクレジット市場の健全な発展に向けた重要なステップが踏み出されました。
Integrity Council for the Voluntary Carbon Market、PRESS RELEASES
Integrity Council reveals first carbon-crediting programs