ロンドンに拠点を置く専門保険会社CFCは、サイバーリスク市場のリーダーであり、新興リスクの先駆者として、カーボン保険市場への参入と、画期的な新商品の発表を行いました。 CFCの革新的な「カーボン配送保険」は、事業者が自発的カーボンクレジットを先物取引で購入する際に直面する物理的および政治的リスクを両方カバーする業界初の商品です。この保険は、カーボンクレジットの未配送による投資者の投資全額をカバーします。
また、CFCは保険加入者ではなくカーボンプロジェクト自体を評価する洗練されたアンダーライティングモデルを構築しました。これにより、商品の購入が容易になり、長く複雑な申請書や長期にわたる議論を必要とせず、300以上のカーボンプロジェクトから購入する買い手に対して、即日の見積もりと契約が可能となります。
自発的カーボン市場（VCM）のリスクを軽減するためにカーボン保険の需要が高まっていることを受け、CFCは市場に関わる500社以上の企業を対象に調査を行いました。
- 既存の買い手の75%が配送不足に「非常に懸念」を抱いている
- 65%が未配送による損失を経験
- 80%が未配送保険の購入を「非常に検討する」と回答
- 非買い手の50%が、未配送リスクに対する保険があれば自発的カーボンクレジットの購入に「より傾く」と回答
「保険は、自発的カーボン市場に関わる全ての当事者がデカーボンプロジェクトに全責任を持って取り組むことを可能にするメカニズムです。リスク移転を容易にすることで、保険業界は積極的な変化を促進し、2050年までに市場価値が1兆ドルを超える可能性のある市場で先行することができると私たちは信じています」とCFCのイノベーション責任者ジョージ・ベアティーは述べています。
CFCは、従来のブローカー流通チャネルを通じてカーボン配送保険を発売するとともに、自発的カーボン市場の最先端で急成長しているカーボンイノベーションプラットフォームIncubExとも提携しました。このパートナーシップは、保険業界の市場での役割を発展させ、IncubexのTVCMカーボン取引プラットフォームなどの取引会場内でCFCのカーボン保険商品のAPIベースの流通を実現し、最終的には全ての取引を実行する専門の保険ブローカーへの紹介を促進することを目指しています。
CFC、PR Newswire
CFC launches groundbreaking carbon delivery insurance policy
