丸紅株式会社、株式会社ファームノートデーリィプラットフォーム、および明治ホールディングス株式会社は、酪農分野におけるカーボンニュートラル実現のため、J-クレジットを活用した新しい取り組みを開始しました。このプロジェクトでは、牧場の乳牛から排出されるふん尿の管理方法を従来の「貯留」から、温室効果ガス排出量を大幅に削減する「強制発酵」へと変更しました。この方法転換により、2022年8月から1年間で149トンのCO2削減が実現しました。
丸紅はこのCO2削減量をもとにJ-クレジットの申請と販売を担い、明治HDがそれを購入することで、酪農業のカーボンニュートラル化に向けた経済的循環を生み出しています。この取り組みは日本におけるJ-クレジット活用の新たな地平を開き、持続可能な酪農業の実現に貢献することを目指しています。
丸紅株式会社、ニュースリリース
酪農分野のカーボンニュートラルの実現に向け、J-クレジットを活用