「藤枝型森林カーボンクレジット」で持続可能な地域活動を推進

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藤枝市は、地域の森林資源の持続可能な活用と地球温暖化対策の実現を目指し、東海ガス株式会社、株式会社しずおかフィナンシャルグループとの官民連携により「藤枝型森林カーボンクレジット」の取り組みをスタートしました。この新しい枠組みは、「J-クレジット制度」の利用を促進し、地域内で創出されたカーボンクレジットを用いたエネルギーや木材の地産地消を目指しています。

本取組みの一環として、渡辺林業株式会社およびTMホーム株式会社が藤枝市瀬戸ノ谷地区の約200haの森林にて、「J-クレジットプロジェクト」の登録申請を実施。これは藤枝市における初の事例で、2024年度中のJ-クレジットの認証取得を目指します。この森林からは年間約700トンのCO2吸収が見込まれています。

この連携により、森林資源の適切な維持・管理を通じた持続可能な経済活動の推進と、地域に根差した環境保全の取り組みが期待されています。藤枝市は、この「藤枝型森林カーボンクレジット」を通じて、地域循環型社会の構築に向けた一歩を踏み出します。

藤枝市

官民連携「藤枝型森林カーボンクレジット」の取組み