野村総合研究所(NRI)は、山形県鶴岡市で森林由来J-クレジットの創出・流通促進に取り組み、CO2削減と地域課題の解決に貢献します。この取り組みは、ブロックチェーン技術を駆使して情報の信頼性を高め、森林経営の効率化を目指すものです。鶴岡市温海町森林組合など地元関係者と協力し、2024年度中のプロジェクト登録を目標としています。
日本の放置林増加による炭素吸収量減少に対し、適切な森林整備による新陳代謝促進で、森林の炭素吸収量増加を図ります。しかし、森林由来J-クレジットの創出は現状10万ha以下と限定的であり、森林経営計画の策定が必要な申請書作成の負荷や長期にわたる信頼性確保が課題となっています。
NRIは申請書作成の自動化とブロックチェーンによる情報管理で、この課題を解決し、森林由来J-クレジットの創出・流通を促進します。これにより、地球温暖化対策と地域課題の解決に貢献するとともに、森林の多面的機能の発揮にも寄与します。
株式会社野村総合研究所、お知らせ
野村総合研究所、森林由来J-クレジットの創出・流通促進を通じて、CO2削減や森林を取り巻く地域課題解決に貢献