aoraは、音楽やファッションを楽しみながら環境貢献を実現する新しいカルチャーイベントシリーズ「てくてく」を開始する。第一弾として、ファッションフリマアプリ「Pickyou」および世界的ヒューマンビートボクサー「SO-SO」とのコラボイベントを、10月19日に表参道のライブハウスWALL&WALLで開催する。
「てくてく」は、「Take Your Time, Take Your Something.」をコンセプトに掲げ、音楽・ファッション・アートを通じてサステナブルな未来への意識を高める体験型イベントだ。参加者は、自身の“好き”を楽しむことで自然と環境保全に貢献する新しい文化を提案する。
イベントでは、カーボンクレジットを裏付け資産とするトークン「PUC」を基盤としたソーシャルファンディングアプリ「Pucre」と連携する。来場者は歩行や音楽鑑賞、イベント参加などの行動でポイント(PUC)を獲得でき、貯まった金額分が環境保全プロジェクトへの資金として自動的に拠出される。
aoraによれば、「Pucre」のトークンはブロックチェーン技術を活用しており、透明性の高いカーボンクレジット管理とユーザー主権の認証機能を備える。これにより、イベントやアプリ上の行動が即座に「カーボンオフセット」へと結びつく仕組みを実現している。
初回イベント「てくてく with Pickyou」では、インフルエンサー7名による古着フリーマーケットや、SO-SOによる音楽ライブを実施。SO-SOはビートボックスの世界チャンピオンであり、環境音を用いた独自の音楽制作で知られている。Pickyouはインフルエンサーが使用したファッションアイテムを販売するサステナブルなフリマアプリとして、循環型ファッションを支えるプラットフォームだ。
参加者はPucreアプリを通じてポイントを貯め、SO-SOやPickyouの限定アイテムと交換できる。aoraは、このような「楽しみながら貢献できる」行動変容を促すことで、日常生活の中に自然な形で環境アクションを浸透させることを目指す。
堀井代表は、「環境意識の高まりは世界的に加速しているが、行動に結びつくきっかけはまだ限られている。『てくてく』は、カルチャーの力で“楽しさ”と“環境価値”を両立させたい」と述べた。
aoraは今後、音楽・アート・ファッション各分野との協業を拡大し、国内外で「カルチャー×環境貢献」の新しい経済循環モデルを展開する方針だ。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000162704.html