KlimaDAO JAPAN、ティー・エヌ・プラン、PBADAO、JE FORESTの4社は共同で、カーボンニュートラルな電力供給とトークン化カーボンクレジットによるオフセットサービスを開始した。
この取り組みは、映像や音響などの大電力を必要とするイベントに、グリーン燃料発電システムとブロックチェーン上のカーボンクレジットで電力とCO2排出削減の両方をサポートする試みとなる。
使用される電力は、ティー・エヌ・プランが開発した水と大気中のCO2から合成した燃料を利用する「グリーン燃料発電システム」によるもの。生成時に吸収されたCO2と、燃焼時に排出されるCO2が相殺されることで、実質排出ゼロを実現する。
本システムは泉大津市との連携協定の下、地域貢献型の脱炭素インフラとしても期待されており、今後の展開も注目される。
J-クレジットをERC-20トークン化、透明性の高い「カーボンオフセット2.0」へ
カーボンオフセットには、PBADAOが提供する「カーボンクレジットトークン」が活用される。J-クレジットをERC-20トークンに変換し、スマートコントラクトで運用することで、誰でもリアルタイムにCO2オフセット量を追跡・確認可能。日本金融イノベーションアワード2025も受賞したこの仕組みは、カーボンクレジット市場の透明性と取引の柔軟性を大幅に高めている。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000137021.html