「アツいNAGOYAから サッカーの未来を守れ。」脱炭素社会とスポーツの共存に挑む2025年4月18日、Jリーグクラブの名古屋グランパスとトヨタ自動車は、地球温暖化により脅かされつつあるスポーツの未来を守るべく、カーボンニュートラルなスタジアム運営を目指す「グランパス カーボンニュートラルアクション with TOYOTA」を3月より本格始動した。この取り組みは、気候変動が激化する中で、子どもたちが安心してサッカーを楽しめる未来を守ることを目的としており、2024年の名古屋で35℃超の日数が39日間に達した現実が背景にある。ホームゲームのCO2排出量は8,309トン。まずは「見える化」から本プロジェクトでは、昨シーズンの全ホームゲームにおけるCO2排出量を「e-dash」の協力のもと算定。その合計は、スタジアム内外合わせて8,309トンに及んだ。これにより、排出量の可視化とファンへの啓発を両立する新たな一歩を踏み出した。3月28日に公式サイトをオープンし、選手が出演する「身近にできるカーボンニュートラルアクション」動画も公開。翌29日には豊田スタジアムにPRブースを設置し、「デカボmyスコア」体験で個人のCO2排出量を測定する機会を提供。来場者の行動変容を促した。トヨタの技術とサッカーの力で、地域に根ざした脱炭素を会場では、トヨタが提案する電動車「新型クラウンエステート(PHEV)」も展示。未来の移動手段とスポーツが手を取り合い、脱炭素型ライフスタイルの提案を行った。名古屋グランパス広報ホームタウン部の佐藤剛史氏は、「サッカーを“できる日”が減っている」と現状を語り、「グランパスのスタジアムがトヨタ技術の実証の場となり、地域に根差した脱炭素モデルとなることを期待している」と述べた。一過性で終わらせない。「アクションの連鎖」が未来を変える佐藤氏はさらに、「地球環境への関心は確実に高まっている。だからこそ、継続的にCO2削減につながる行動を起こしたい」と語気を強める。ファンや市民、そして地域を超えた人々に向けて、「サッカーを通じて脱炭素の意識を広げていきたい」と意気込みを見せた。参照:https://toyotatimes-sports.toyota/articles/article-523/