2025年4月21日、脱炭素スタートアップの株式会社Linkhola(東京都港区)と建築塗料メーカーの株式会社フジサワ(群馬県前橋市)は、遮熱塗料による空調エネルギー削減効果をカーボンクレジットとして定量評価・発行する取り組みを正式に開始したと発表しました。遮熱塗料がもたらす「環境価値」をクレジットに変える本プロジェクトの中核は、遮熱塗料による空調エネルギー使用量の削減効果をCO2削減量として定量化し、それをクレジットとして発行できる方法論の確立にあります。この方法論は、Linkholaが運営するボランタリークレジット制度「EARTHSTORY」に実装され、2025年秋以降の第1号クレジット発行が予定されています。年間約68万kWhの空調電力削減で、約10%の省エネ効果JIS規格にも準拠した信頼性の高い技術IoT機器による実測データを活用した客観的な削減量評価建物の屋根に塗るだけで省エネと快適性、さらにカーボンクレジットの創出までを実現する遮熱塗料は、「低投資・高効果」の脱炭素対策として注目される存在です。参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000068026.html