アースデイに企業向け認定制度を発表。環境貢献×ウェルビーイング経営を両立
2025年4月15日、農業ソーシャルベンチャーの株式会社マイファーム(本社:京都市)は、企業が農業体験を通じて環境貢献と社員の健康促進を同時に実現できる「カーボンオフセット農園」認定制度を4月22日のアースデイに始動すると発表した。企業協賛による第1シーズンには、5社限定で協業パートナーの募集を行う。
“都市農業”がカーボンクレジットを創出
この取り組みでは、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を土壌に施用することで、CO2を長期固定化し、政府が認証する「J-クレジット」を発行。企業は、実体験を伴う形で温室効果ガス排出のオフセットが可能となる。
さらに、農園活動を社員研修・福利厚生プログラムとして活用することで、ウェルビーイング経営や地域貢献にもつながる。「カーボンオフセット農園」はまさに、環境・人・地域の三方良しを体現するモデルだ。
同社は、農業教育を通じて「人と自然の健康」を支える社会の実現を掲げてきた。今回の制度は、TOWING社の協力を得て開発された。TOWINGの「宙炭」は、未利用バイオマスを炭化し、有機肥料と土壌微生物群を活用して1ヶ月で土壌改良を実現しつつ、CO2を地中に固定する持続可能な資材だ。
今後は、第2シーズン以降の全国展開と個人向け「CO2削減証明書」の発行も予定しており、都市農業が新たなカーボンリムーバル手段として期待されている。
参照:https://myfarm.co.jp/news/taikennouencarbonoffset20250422/