12月6日に開催される2025明治安田JIリーグ第38節の鹿島アントラーズ対横浜F・マリノス戦において、オフィシャルパートナーのLIXIL(リクシル)が、住宅の高性能化サービスから創出した「J-クレジット」を活用し、サポーターの会場までの移動に伴う二酸化炭素(CO2)排出量をカーボンオフセットすると発表した。
この取り組みは「LIXILスペシャルマッチ Game ON/Carbon OFF」と題され、スポーツイベントにおけるCO2排出削減への具体的な関与を示すものだ。
J-クレジットで来場者移動の排出量を相殺
このカーボンオフセットは、LIXIL(リクシル)のグループ会社であるLIXIL TEPCOパートナーズが提供する住宅の高性能化(ZEH化)支援サービス「建て得」から創出されたJ-クレジットを利用して実施される。試合当日、メルカリスタジアムに来場するサポーターが移動する際に発生するCO2排出量をこのクレジットで相殺し、「Carbon OFF」を実現する。
ハーフタイムには、リクシルと鹿島アントラーズによる「J-クレジット活用 カーボンオフセットセレモニー」が実施される予定で、クレジットの活用実績が公に示される。また、来場者先着2万名には、リサイクルアルミ材「PremiAL(プレミアル)」を使用した「観戦記念プレート」が配布され、その裏面がカーボンオフセット証明書となる。
CO2削減に配慮した特別応援ツアーも運行
リクシルは、移動に伴うCO2排出量そのものを削減するため、東京および横浜の2拠点から「アントラーズ応援ツアー Supported by LIXIL」を特別運行する。これは、環境負荷の少ない移動手段として、サステナブルな活動を推進する取り組みの一環である。
また、会場ではLIXILミライナビゲーターの内田篤人氏らが登壇するトークショーも開催され、「CO2削減」や「未来のスポーツ環境」がテーマとなる。スタジアム内コンコースではLIXILの環境・社会への取り組みを紹介するクイズ展示も行われ、サポーターに対し、カーボンニュートラル社会に向けた意識向上を促す。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000214.000087317.html