さいたま市と株式会社カインズは、脱炭素先行地域において地域共生型モデル店舗の取り組みを強化しています。
プロジェクトの対象であるカインズ浦和美園店は、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムで、店舗使用電力の約40％を再生可能エネルギーで賄っています。これにより年間約220トンのCO2削減が見込んでおり、残りの電力使用伴う排出についても非化石証書およびカーボンクレジットの購入によるカーボンオフセットを実施しています。
非常時には、このシステムを利用して店舗内の重要設備に電力を供給し、災害時には地域の一時避難所としても機能し、地域のレジリエンス強化にも寄与しています。
さいたま市とカインズは、この取り組みを通じて、さいたま市のゼロカーボンシティ実現に向けた活動を推進し、さらに持続可能な地域社会の構築を目指しています。
このプロジェクトは、地域と企業が協力し、具体的な環境対策を進める好事例として注目されています。
株式会社カインズ、ニュースリリース
さいたま市脱炭素先行地域における地域共生型モデル店舗が始動～カインズ浦和美園店に蓄電池導入：自家発電・蓄電で地域脱炭素に貢献～
