株式会社INFLUXと長崎大学は、海藻の3Dマッピングに成功した水中ドローン「アクアレモナ」を共同開発しました。この技術は、藻場の正確な地形を3Dで可視化し、海藻のCO2吸収量の精密な計測を可能にします。特に、長崎県島原市の島原湾で行われた検証実験では、1m×1mの碁盤のマス目に沿って移動し、藻場を高精度で3Dマッピングすることに成功しました。
この技術は、海藻が生い茂る藻場におけるCO2吸収量を正確に算出できるため、ブルーカーボン取引における重要なツールとして期待されています。ブルーカーボンは、海洋植物が光合成でCO2を吸収し貯蔵する炭素であり、海藻は特に高い炭素貯蔵能力を持つとされています。
この成果は、持続可能な海洋事業を活性化させるだけでなく、ブルーカーボンの形成を加速し、新たなビジネスチャンスを提供します。INFLUXは全国の漁業協同組合との協力を通じて、新たなブルーカーボンビジネスを共創し、地域活性化にも寄与する計画です。
INFLUX、Kyodo News PR Wire
INFLUX×長崎大学 水中ドローン『アクアレモナ』を共同開発! 藻場の海底地形を高精度3Dマップ化に成功!